wonder ワンダー君は太陽
よかったです。
取り敢えず三回泣きました。
物語の中盤までに。。
ネタバレあるぞ!
綺麗事とか、できすぎっていう意見もあるみたいだけど、私はそこは小説だし、物語だし、フィクションだし、映画だしってことで、問題視するところじゃないのかなって思います。
むしろ、子供達のありかたがリアルだと思う。たくましいな。すごいな。
いじめのシーンがあるけど、
くどくない。
だってそれはこの作品で書きたいことはいじめ問題なわけじゃないから。
ヒソヒソいってた子も、くるっと仲良いグループになるし、いじめてた子も、つるっと主犯格を売った(チクったんじゃなくて先生に「何か知ってるか?」って聞かれて、小さく頷く)そして、仲良くなる。
主犯格の子も、(以下略)
そういうとこが、逆に(?)リアルだなって思った。
彼らはみんな流されてるだけなんだ。
そして、オギー(主人公)も強いし親友のジャックも強い。このジャックだって、オギーの陰口いうんだぜ?一旦お互いに距離できるんだ。ジャック。自分が陰口言ったのに、オギーがなんで自分を避けるのかわからなくて真剣に悩むんだぜ??すごくない???
あと、構成も好きだった。
オギー、ビア(姉)、ミランダ(姉の親友)ジャック、と視点が変わりながら心の声の人を変えながら最初展開してくんだけど、暗転した時にその人物の名前が浮き上がってて、見てるこっちにストレスないし、それが重なってまた深まってくる。
これは、いいよ。
トリーチャーコリンズ症候群のオギーの頑張る話!辛いけど偏見や障害と戦ってく話!って思って見てたからギャップに焦った。障害とか全く関係なかった。ただただ。10歳の少年たちと、少女、お姉ちゃん、その親友、家族の物語だった。
よき!
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