海難1890

資料として、エルトュールル号のことと、イ・イ戦争時のテヘラン救出劇における、日本とトルコの出来事が書かれているものを見つけ、「感動した」と涙目で職場で言っていたら紹介された映画。

日本とトルコの合作映画らしいです。


とりあえず。泣いた。
泣いてしまった。
展開を知っていたのもあって大号泣です。

ただ、映画のレビューなんかを見ると、評価は分かれてるんですね。

まぁ、それもわかる気がする。
映画の演出や脚本を重視する人は、物足りないし、飽きちゃうのかな。
私はストーリー重視なので、問題なく楽しみました。確かに前半のエルトュールル号のことが80分後半のテヘランのことが、50分ぐらいで、前半に飽きちゃう……かも。あと、絵が暗いしね。1890ってことは明治?雰囲気暗くしてある。

あとは、
え?ベキール兵曹との話は深堀なし?
ハルちゃんの話は?
お金に無心する医者は?
三代目おゆきは?

とかめちゃくちゃ、杜撰。

テヘランのとこでの、大使館のムラトが、春海に手を貸す?とこもめっちゃ曖昧だし。感情移入はできないかも。


だけども、同じこと繰り返すけど、
こんなことがあったんだなぁと、
私たちは知らなきゃいけないし
再々出てくる「真心」について、めちゃくちゃ考えさせられると思う。

見返りとか、お返しとか、恩返し、じゃなくて一人一人の真心に訴えて、それを判断するのは、それぞれ個人だ。っていうのも素敵。

今、国際社会になって、経済とか政治の上では色々課題があるんだろうけど、私は、個人なので。私の思う、真心と平等の上で生きていきたいなって思う。

いや、それにしてもさ、
テヘランで、まだトルコ人が残ってるのに、日本人に救援機譲ってくれたって、ぶっちゃけ「そうとう」だとおもうぞ?

この映画をみてくれとは言わないから、
Wikipediaで是非調べてみてくれ。

ほしくずサイダー

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