ジャッジメント 小林由佳

ずっと気になっていた作品を二年越し?によんだ。出版されたときから、興味はあったんだけど、もだもだ。

最近友人が「罪人が祈るとき」が面白かったよ!と紹介してくれ、ジャッジメントと同じ人じゃん?って思ったのと、知り合いに「ジャッジメントっていう復讐法をテーマにした本があるんですよ」と紹介して(読んでないくせに)その人の感想が聞けたことが購入までに至った流れ。

復讐法という、裁かれる罪人に適用される執行の一つ。従来の方法で罪を償わせるか、復讐法にするかは、執行人に選ばれた人が決めることができる。しかし、復讐法を適用した場合は、その執行人に選ばれ、決めたその人が行わなければならない。
というもの。

短編五話。

けど、短編五話じゃなかった。

そして、主人公は一つ一つの執行人ではなく、その執行人を見守る監視官の鳥谷文乃さんだった。

うん。なかなかサラサラ読めるし。ちょっと涙目になったし、よい作品でした。正義と悪。善と悪を決めつけてないとこもいいよね

ほしくずサイダー

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