円周率の謎を追う 江戸の天才数学者 関孝和の挑戦


くもん出版さんから出ているこの本。
ずっと気になっていて一年越しに読むことができました!



中学生への推薦図書になっているのは知っていたので、内容もわかりやすいんだろうなぁと、思ってました。数学とか数字とかそういうのが好きなので、わりとワクワク感をもって期待をしていました。それが!いけなかった……涙💦

数字をあつかう(ここでは円周率)と思って、どんな謎が待ってるんだろう。どんな「なるほど!」がまってるんだろう。という期待を裏切り、この本は関孝和の伝記?でした。

面白くないわけじゃないけど、期待してた方向性が違うだけに……くっ
NDCみたら、289で、そんなのわかりきったのに……!次の反省に生かします。

文字はわりと大きめで読みやすかったです。私のスピードで一時間半ぐらい?で読み終えました。伝記(?)だから展開がわかりやすいし、重要な場面だけ切り取って展開するからついていきやすい。
最後すこし、足早になったかな?とは思ったですが、まぁ、登場人物たち(笑)が一気に増えるぐらいで……

関孝和が、和算をあるものはあるものとして計算のために向かい合ってたのではなくて、理論として、その奥にある本質に迫ろうとしていたのはすごいなぁと思いました。先生もいってたけどそこに気づいて着目するその視点がそもそもすごいんだろうな……

研究者になりたい小学生とか中学生に読ませたいかなぁ?彼の生き方を見よ!みたいな感じで、紹介するかも……そんな感じの本でした。

ほしくずサイダー

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